言いたいことがなかなか英語で言えるようにならないなぁ…
言いたいことは頭に浮かんでいるのに、英語で何て言えば良いのか分からず言葉が出てこない…そんな経験はありませんか?
私は海外に出たての頃はそんなことの連続で、いつももどかしい思いをしていました
でも、「あること」を意識して話すようになったら、段々と言いたいことが言えるようになったんです。
そのコツとは、「言い換える」こと。
日本語で思いついたことをそのまま英語で言おうとするのではなく、自分が出来る簡単な言い方に変えて伝えるのです。
それをしていくうちに、伝えられることも増え、英語がスラスラと出てくるようになりました。
そこで本記事では、英語が口から出てこない時にすべき「言い換え」のコツと例をご紹介します。
これを習得すれば、確実に今よりも言いたいことが言えるようになりますので、ぜひ参考にして下さいね。
英語で言葉が出てこない原因
まず、なぜあなたは英語で言葉がなかなか出てこないのか。
その原因は、日本語を直訳しようとしているからです。
日本語で言いたいことが頭に浮かんで、それをそっくりそのまま英語に訳そうとしていませんか?
でも言い方が分からなかったり、知らない単語があったりして沈黙しまう…というわけ。
学習中の英語での表現方法は、母国語である日本語の表現方法より乏しいのだから仕方がありません。
ではどうすれば良いのでしょうか?
それは、言い方を変えるのです。
私はいつも「急がば回れ」だと思って、しています
コツは大きく分けて3つあります。
日本語から英語にする「言い換え」のコツ
英語で分からない単語は表現方法を変える
例えばあなたが、
私、今就職活動してるんです
と言いたいとします。
就職活動って何て言うか分かりますか?
正解は「job hunting」。
なので、「I’m job hunting now. 」または「I’m hunting for a job.」と言いたいわけです。
「seeking employment」も就職活動という意味なので、「I’m seeking employment」という言い方もあり。
でもそれが分からなかったら「私、仕事を探してるんです」ならどうでしょうか?
「~を探している」は「I’m looking for ~」です。
すると、「I’m looking for a job.」または「I’m looking for work.」と言えば、意味は同じです。
難しいことを言おうとせずになるべくシンプルに伝えることを心がければ、簡単な英語だけでもけっこう伝えられるものです。
この言い方の変換が出来ると、伝えられることが増えるんです
日本語をさらに日本語で噛み砕いて英語へ
私、ミルクと砂糖が入っているコーヒーは好きじゃないんです
もしこれが英語でとっさに思いつかなかったら、これならどうでしょうか?
私はブラックコーヒーが好きです
これなら「I like black coffee.」です。
ぐっと簡単になったと思いませんか?
最初に言いたかったことを別の視点から言い換えて英語にすると、言えるようになったりするんです
どうしても分からなければ、単語を説明する
赤ちゃんの「おしゃぶり」は英語でなんて言うか知っていますか?
正解は「pacifier(パシファイヤー)」ですが、あんまり知らないですよね。
では、それをクイズを出すように説明していって、相手に分かってもらいましょう。
赤ちゃんのためのものです。彼らはそれを口に入れます。乳首みたいな形です。
It’s for baby. They put it in their mouth. the shape is like a nipple.
簡単な単語だけの短い文で説明していきましょう。
相手もあなたが何を言いたいのか、一生懸命考えてくれますよ
間をつなぐときの言い回し
言いたいことをどういえば良いのか分からない時、言い換えたり単語を説明したりすることで沈黙を回避することが出来ます。
それでも考えている間が出来てしまう時は、こんな言い回しで間を持たせましょう。
- 「How can I say…」
- 「How should I say…」
「どう言ったら良いのかなぁ…」みたいな意味です。
- 「Let me see…」
- 「Well…」
「え~っと…」という意味。
私は「Well…」と「How can I say…」をけっこう使います
まとめ:英語脳が出来るまでは「言い換え力」でカバーしよう
日本語を訳すように英語を話しているようではダメ!英語脳を鍛えないと!!なんて話はよく聞きます。
でもそんなすぐ英語脳が出来たら苦労はしません。
特に30歳過ぎてからの英会話習得はなかなか大変です…
多くの人は、最初はやっぱり「日本語→英語」という手順を踏みます。
その時にこの「言い換え」が上手く出来ると、英語を話すのがだいぶ楽になります。
話すのに慣れてくると「日本語→英語」をしなくても済むようになってきます。
それまでは「言い換え力」を鍛えて、英会話の沈黙を乗り切りましょう。
他にも英語スキル以外でコミュニケーションをとるコツもあるので、ぜひご参考にどうぞ。
この記事が少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。